心身に障がいを抱える方のために、
スポーツで福祉に貢献できる仕事を
中学校の頃から教員になる夢を持っていました。九保大※でスポーツ健康福祉コースを選んだのは、スポーツを通じて仲間と協力することの意義や感動を伝えたいとの考えから。社会福祉とスポーツは一見つながりがないようにも思えますが、心身に障がいを抱える方にとって、運動はQOLの向上に不可欠です。
入学当時は教員免許とアスレティックトレーナーの資格を取ることを考えていましたが、これまでの授業を通じて福祉を学ぶうちに、ぜひ社会福祉士の資格を取得したいと考えるようになりました。同時に現在は健康運動指導士の取得も視野に入れています。
勉強とスポーツ、そしてアルバイト。
すべてを大切に、充実した大学生活を
最も興味のある授業は「スポーツ心理学」。スポーツと心の関わりやメンタルヘルスを学ぶことで身につくカウンセリング力が、将来の仕事の可能性を広げてくれることを実感しています。
他にも、「健康スポーツ実習」「スポーツ実習」といった科目も魅力的です。「健康スポーツ実習」では運動の効果や意味、実施にあたっての注意点、安全面への考え方などを学び、運動指導の基礎知識や技術を習得。「スポーツ実習」ではボールを使った運動のゴール型、ベースボール型、ネット型のそれぞれの知識と基礎技術、戦術などについて詳しく学ぶことができます。
毎日の勉強の中で心がけているのは、予習や復習に加えて時間の許す限り参考書や関連の書籍をしっかり読むこと。社会福祉士の国家試験対策講座にも毎週欠かさず参加しています。空き時間にはレジュメを見直す、スポーツ系の講義の前にはYouTubeで動きを再確認する、公園で実際に体を動かしてみるなど、細かい部分の日々の積み重ねも不可欠です。休みの日も縄跳びやランニングなどのトレーニングをしたりレポート書いたりと、楽しみながら努力を重ねています。
所属するバドミントンサークルで汗を流し、バイトも頑張る。勉強とスポーツ、そして社会生活のバランスをうまく取りながら、大学生活を謳歌しています。
2024年4月からスポーツ科学コース
九保大(九州医療科学大学)は2024年4月九州医療科学大学へ名称変更