学部・大学院・別科

授業・カリキュラム

授業・カリキュラム

授業

授業1:PBLⅠ
授業1:PBLⅠ

PBLとは、Problem-Based Learning (問題解決学習)の頭文字を取った省略語で、欧米の医学部を中心に採用されている学習方法です。学生たちはグループに分かれますが、グループの各メンバーが役割を担いながら「一つの問題」を協議し、グループ全体でPDCAサイクル(Plan→Do→Check→Act)により行動してその「一つの問題」を解決します。担当教員は、「一つの問題」と数少ないヒントだけ学生に示し、内容はほとんど教えない極めて自主的な学習方法です。グループ内で解決方法を協議するとき、写真のように、官公庁や大企業の企画会議でおなじみのブレーンストーミングを演習します。

授業2:動物臨床実習Ⅰ
授業2:動物臨床実習Ⅰ

3年次に開講されるこの実習では、実際に動物を使って、動物病院で必要な動物看護技術や臨床検査の基本的な技能を習得します。最も基本である診察台の上での保定から始まり、体温・脈拍数の測定、心電図による記録、超音波診断装置による内臓の観察、動物からの採血・血液検査(血球測定、生化学検査、フィラリア検査等)、聴診器使用の練習などを実施します。動物の健康状態を科学的に知る方法について体を使って学ぶので、本学科で最もメインの授業です。

授業3:博物館実習
授業3:博物館実習

この実習は4年次に開講され、学芸員資格を取得するのに最も重要な授業です。3年次科目「博物館概論」の単位を取得しないと、履修登録できません。この授業は、二つの実習から成ります。一つは「学内実習」で、実際に博物館資料を収集したり作製したりしながら延岡市内の会場において展示します。毎年、マスコミにも取り上げられ、延岡市民が大勢見学にいらっしゃいます。もう一つは「館園実習」で、動物園、水族館、自然科学系博物館などにおいて実際に実習します。自分の好きな館園を選べるとともに、多くの動物園では、好きな動物を扱うことができます。

カリキュラム

= 必修科目 = 選択科目

1年次

専門教育科目 動物解剖学
動物生理学Ⅰ・Ⅱ
動物解剖学実習Ⅰ・Ⅱ
有機化学Ⅰ
基礎生化学
組織学
動物実習基礎Ⅰ・Ⅱ
生命論理・動物福祉
動物看護学概論
基礎科目 英語
情報処理入門
キャリア教育
QOLと人間の尊厳
英語コミュニケーション
コミュニケーション論
データサイエンスⅠ・Ⅱ
日向国地域論
日向国地域体験学習
医療・福祉連携講座
ボランティア活動
インターンシップ
大学英語Ⅰ・Ⅱ
社会学
心理学
倫理学
数学Ⅰ
数学Ⅱ
化学Ⅰ
化学Ⅱ
生物学Ⅰ
生物学Ⅱ

2年次

専門教育科目 実験動物学Ⅰ・Ⅱ
微生物学
微生物学実習
動物病理学Ⅰ
寄生虫学
動物薬理学Ⅰ・Ⅱ
公衆衛生学Ⅰ・Ⅱ
動物実習基礎Ⅲ・Ⅳ
動物看護関連法規
動物愛護・適正飼養関連法規
有機化学Ⅱ
生物統計学Ⅰ・Ⅱ
生物多様性
動物病理学Ⅱ
動物内科看護学
動物臨床看護学総論
動物医療コミュニケーション
動物内科看護学実習Ⅰ・Ⅱ
博物館概論
基礎科目 実用英語Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ
歴史と社会
アジアと世界
哲学

3年次

専門教育科目 微生物学実習Ⅰ
寄生虫学
公衆衛生学演習Ⅰ
動物臨床看護学実習
動物愛護・適正飼養実習
動物繁殖学
動物栄養学
畜産学
飼料学
実験動物学演習
実験動物学実習
動物感染症学Ⅰ・Ⅱ
動物外科看護学
動物臨床検査学
動物臨床看護学各論Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ
動物臨床検査学
愛玩動物学
人と動物の関係学
適正飼養指導論
博物館資料論Ⅰ・Ⅱ
博物館資料保存論
博物館展示論Ⅰ・Ⅱ
動物臨床検査学実習
動物外科看護学実習
動物看護総合実習

4年次

専門教育科目 動物実習応用Ⅰ・Ⅱ
卒業研究
動物行動学
野生動物学
統合生理学
臨床薬理学
動物臨床看護学演習Ⅰ・Ⅱ
動物生活環境学
ペット関連産業概論
生涯学習概論
博物館経営論
博物館教育論
博物館情報・メディア論
博物館実習
畜産学実習
  • 上記は2023年度入学生のカリキュラムです。2024年度入学生のカリキュラムは、この限りではありません。

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