保健科学研究科 博士
(後期)課程
より高見を目指す、通信制大学院
研究者になりませんか?
研究がしたい方、研究者になりたい方、科学論文を書きたい方、科学的な疑問を解決されたい方、新しく創意工夫をされたい方、そして博士号を取得されたい方、そのような方々の夢を叶える、働きながら研究が出来て、学位が取得できる九州医療科学大学の通信制大学院はいかがですか?本学の通信制大学院はあなたのニーズに合わせて、様々な学科の選択が可能です。現在まで、多くの方々が卒業され、学位を取得されておられます。当大学院では、研究テーマ、研究方法、論文作製、学会発表等、研究者になるのに必要不可欠な設備、カリキュラム、そして各専門分野のスタッフが揃っており、研究指導や論文審査で修士および博士号取得まで手厚くサポートいたします。苦労して書いた論文、そして得られた学位はとても貴重な情熱の証です。いままで、夢に描いていたことをいまこそ実現してみませんか?
これまでに修士課程で50数名の臨床工学技士が研究しており、博士課程においても6名が臨床工学の分野で博士の学位を取得しております。このように保健科学研究科は保健関連のみならず医療分野で働かれている方々が各々の専門教育を受けやすい環境となっています。
“人間は男女を問わず、良い仕事、創造的な仕事をやりたいと願っていて、それにふさわしい環境におかれれば、誰でもそうするものだ(Bill Hewlett)” という言葉どおり、本学の通信制大学院は多忙な方々が就労しながら学んでいく環境を整えつつあります。臨床工学関連の分野では、人工臓器学、生体計測装置学、生命維持装置学、医療機器安全管理学領域を中心とした研究指導体制を構築し、医療現場にいて急性期、慢性期の仕事に関わる方々の研究支援をすべく教員も日夜研鑽しております。
癌は本邦の死因の3割を占め、現在も増加傾向にあります。癌治療には外科手術の他、化学療法や放射線療法がありますが、近年、これらの治療法に抵抗性を示す癌幹細胞の存在が明らかになってきました。癌幹細胞は治療後の再発に加え、転移の原因にもなることから、その生物学的・形態学的特性を明らかにし、「癌の根治」を目指した研究に取り組んでいます。さらには癌の自動診断装置を開発しています。癌撲滅の一翼を担いたい方は大歓迎です。
大学院で学習するプロセスは、こどもの学習過程とは異なります。成人の学習理論は、こどもの学習理論(Pedagogy)に対して、Andragogyとよばれています。Knowles MS (1975)によると、小児教育と成人教育の違いは、概念(小児;依存的、成人;自律的に学ぶ)、経験(重要でない:重要)、動機(社会からの圧力、自らの役割意識)、時間軸(いずれ役立つこと:すぐに役立つこと)、学習の方向(科目を学ぶ、問題解決するため)、環境(仲間と競争:仲間と協力)、学習計画立案(指導者:学習者自身と指導者)、評価者(指導者:学習者自身と指導者)とされます。大学院に入学して仲間と教官といっしょに研究しましょう。