言語聴覚コース
生理・病理学
生体に起こる疾患の本質を知るための授業。代謝障害、循環障害、炎症、生体防護、感染、遺伝性と先天性、老化といった疾患の原因(病因)とそのメカニズム(生理)について、理解を深めます。
言語学
言語聴覚士に求められる“ことば”の基本的特徴や個別言語の構造を理解するための授業。人間の言語がもつ特性を多様な角度から考え、日本語の特徴をふくむ言語学の基礎知識を身につけていきます。
耳鼻咽喉科学
言語聴覚士がフィールドとする耳鼻咽喉科学について、解剖学の観点から基礎知識に精通していく授業。耳鼻咽喉の各種疾患と症状を理解し、言語聴覚療法を行うために必要な基礎能力を養います。
言語聴覚障害診断学
2年次から、言語聴覚士に求められる態度やスキル、障害の特性に応じた評価・訓練の技術を修得していきます。3・4年次には学外臨床実習にて、より実践的な力を身につけます。
高次脳機能障害学
臨床での訓練対象者に多く、昨今の医療課題となっている高次脳機能障害について、その階層性や脳機能との関連性を理解するための授業。演習を通じ、高次脳機能障害の評価方法も身につけます。
発声発語障害学
小児機能性構音障害、器質性構音障害、吃音、音声障害など、話し“ことば”の障害の評価法と訓練法を学ぶ授業。検査や行動観察に基づき、適切な訓練を立案・実施する能力の修得をめざします。