共同通信|プレスリリース
順正学園免疫学研究所の研究成果が全国にプレスリリースされました!
お知らせ
2022.10.11
β-グルカンによる非アルコール性脂肪肝の予防・治療の可能性を論文発表
順正学園 九州保健福祉大学免疫学研究所(所長 池脇信直 教授)は、「100歳まで健康に生きる」をコンセプトに健康維持・増進のための有益な機能性多糖体成分(β-グルカン)の学外共同研究を倫理審査委員会承認のもと実施しています。共同開発したβ-グルカン(写真)は、免疫を増強する健康機能成分であると考えられています。今回、β-グルカンの論文を国際的に権威のある医学誌「Journal of Clinical & Experimental Hepatology」 にアブラハム博士と共同発表し(No COI)、その成果がプレスリリースされました。共同通信のプレスリリースはこちらからご覧ください。 論文 (https://doi.org/10.1016/j.jceh.2022.06.008) では、β-グルカンが非アルコール性脂肪肝(NASH)という病気に対して有益である可能性が報告されています。NASHは近年患者数が増えているにもかかわらず、まだ治療法が確立されていない病気です。今後、β-グルカンのNASHに対する有益性がさらに期待されます。現在、免疫学研究所では、「筋ジストロフィー」に対するβ-グルカンの有益性についての研究も計画中です。これに伴い、筋ジストロフィーの国際会議も行われました。(https://www.ncrmniche.org/duchenneawareness2022/index.html) 免疫学研究所は、社会貢献を使命として、研究所のリソースを活用しながら、これからも教育現場、医療現場、さらには世界に向けて情報を発信して参ります。