第17回薬草講演会「薬用植物を使った石鹸作り」を開催しました
イベント
2018.08.06
8月5日に本学薬学部附属薬用植物園主催の、第17回薬草園講演会を開催されました(園長:大塚 功教授)
今回のテーマは「薬用植物を使った石鹸作り」で、見学者も含め30名の方々にご参加いただきました。
特に夏休みの自由研究の課題に…と考えて企画したこともあり、参加者の約3割が小学生~中学生でした。
今回使用した薬用植物はと「ムラサキ*1」と「カレンデュラ*2」で、参加者は各々自分たちの好みの色や香りをつけてオリジナルの石鹸を作製しました。
また、それぞれの薬用植物に関する解説を、薬学科の渥美講師が行ないました。
参加者からは「思ったより簡単に石鹸が作れて楽しかった」「次回はムラサキを使った軟膏(紫雲膏)を作ってみたい」といった声が聞かれ、盛況のうちに終えることが出来ました。
次回の薬草園講演会は冬に開催する予定です。
皆様の参加をお待ちしております。
*1:ムラサキは2015年から延岡市での栽培を開始し、2016年から日本で初めて医薬品原料として出荷しています。
その成分量は現在の日本市場流通品の約3倍であり、既に医薬品・化粧品関係者から高い評価を得ています。
*2:カレンデュラは昨年の冬~春に本学薬草園で栽培し、無農薬で育てたものを使用しました。
冬に栽培可能な作物として、有用性を評価するために本学で研究中の植物です。