順正学園免疫学研究所の論文が国際学術論文誌の表紙を飾りました!
2022年7月7日に国際学術論文誌Journal of Food Biochemistryに受理された順正学園免疫学研究所(所長 池脇信直教授)の論文「Controlled modulation of all the arms of the immunity including innate immunity by biological response modifier glucans, a simple yet potential nutritional supplement strategy to fight COVID-19」の結果が同誌の表紙を飾りました。
Journal of Food Biochemistryは、Wiley社が出版する国際的な学術論文誌で、分子栄養学や食品研究の分野でインパクトの高い研究が掲載される論文誌です。我々の論文では、開発に成功した機能性多糖体成分「β–グルカン」が新型コロナウイルス感染症(COVID-19)を予防するための免疫増強作用(ワクチンアジュバント)、脂質異常改善作用、血糖値上昇抑制作用、血液凝固調節作用を有する可能性を論じたものです。「β–グルカン」による栄養補給戦略は、COVID-19に対する治療サプリメントとして期待されるとともに、人類のために大規模な臨床研究を進める価値があると考えられています。
【論文URL】 https://onlinelibrary.wiley.com/toc/17454514/2022/46/7
Nobunao Ikewaki, Gene Kurosawa, Tomohiko Kisaka, Samuel J. K. Abraham
J Food Biochem 2022 Jul;46(7):e14156.doi: 10.1111/jfbc.14156. Epub2022 Apr10